感覚的

葉っぱに開いた穴が面白く感じられて撮った一枚です。屋内でも外でも感覚的にカメラを向けるものがあります。カメラを持って歩いているときに、これを撮ろう!という強い意識があるわけではなく、ほとんど無意識的に、お!パシャっといった感じです。ストリートの撮影でもそうですが、見つけた瞬間と同時に構図も大体決まって、そのまま撮ることが多いです。そして一枚撮った後に、考えて2枚目3枚目と撮ることも少なくないです。しかし見返したときに最も良いと感じるのは最初に撮った一枚であることが多く、あとの2枚目3枚目はその予備といった風になっています。

しかし考えてみればそれは何枚でも撮れるというデジタルならではの撮り方かもしれません。フィルムのように一度に撮れる枚数が決まっているときは、お!パシャという前に、これは撮らなくても良いかもといった意識が働きます。そう思うとデジタルの方が柔軟性があり、より感覚的だと言えます。最近は外に出ることも少なくなって、その感覚的に撮るということがあまり出来ていません。見知らぬ街に行けば自ずと撮ることが多くなりますが、その感覚を楽しむためにも何処かに写真を撮りに行きたい今日この頃です。