コンスタンツ

スイスのザンクト・ガレンを後にし、電車でコンスタンツに向かいました。ボーデン湖が見えています。

ホテルはコンスタンツ駅前に取ってあります。ところで普段、旅行に行く時は、目的地の観光スポットなどを予め調べていくことが多いのですが、今回はどちらかと言えばのんびりとした旅を意識していたので詳しくは調べていませんでした。ホテルは3泊4日の予約を取って、その日の天候等でどこに行くかを決める感じにしました。とりあえずホテルにチェックインして、フロントでもらった周辺地図を持って旧市街地を歩きました。同時に夕食を取れるところを探しました。お店はたくさんありそうです。ホテルの窓から駅を撮影。

何を食べたいかと考えたとき、とりあえず移動してきたばかりなので、ドイツ料理のような重いものは避け、比較的軽めに食べられるものを探しました。そしてイタリアンへ。こういったものを食べるとドイツらしさが感じられました。美味しい地ビールに前菜、パスタ、そしてティラミスを食べてホテルに戻りました。

スイス方面へ

今回の日本への一時帰国はミュンヘン空港発着でしたが、飛行機のチケットを購入するときに、同時にドイツ国内の電車のチケットも付けることが出来、出発前日及び当日、到着当日自由に使うことが出来るチケットでした(2等車のみで座席指定は有料)。それを使って出発前にはフライジングに宿泊しました。帰りもミュンヘンからザールブリュッケンまで直に帰るのではなくて、どこかに寄って帰ることにしました。ところで電車での移動時間が長く、乗り換えもあるので、日本に行くときはスーツケース一つだけでしたが、お土産などを買うと一つでは入り切らず、ドイツ帰国直前にもう一つスーツケースを購入しました。というわけでスーツケースを持っての旅行です。そして選んだ地域はスイスとの国境に位置するコンスタンツです。初めて訪れる場所です。ドイツ国内ですが、ボーデン湖を回って行くので一度スイスに入ります。というわけでスイスのザンクト・ガレンに立ち寄ることにしました。

のどかな風景の中を電車は走って行きます。座席は予め指定していたので、比較的のんびりと移動できたように思います。スイスへの国境通過は、私たちは明らかに観光客だったからか何も言われず、一部の人たちだけ電車内でパスコントロールがありました。

ザンクト・ガレンは2005年か06年頃に撮影で訪れたことがあります。着いてみると覚えている雰囲気があって、当時の記憶が結構残っているように感じられました。まず駅構内でスーツケースを預けるコインロッカーを探します。見つけるのに色々回って時間がかかりましたが、結局到着したホーム横にありました。スイスはユーロ圏ではないので現地通貨が必要ですが、コインロッカーはカードで支払うことができました。その後、自動販売機や訪れた先でもカード支払いできました。訪れたのは世界遺産になっている修道院及び修道院図書館、そして旧市街地を回って、ザンクト・ガレンを後にしました。スイスは物価が高いので、そこではカフェなどにも入りませんでした。

ドイツ到着

飛行機は遅れることなく関西国際空港を出発しました。そういえば行きのミュンヘンから羽田の時は映画を観ていましたが、その作品が最後まで観られなかったので、その映画をもう一度観ることにしました。今回は無事観られました。そして午前6時前にドイツ・ミュンヘンに到着しました。気温は12、13度で寒いです。飛行機から降りた人が皆、口々に「寒い!」と言っています。入国手続きや荷物の受け取りもスムーズに行き、午前6時頃には空港外に出られました。今回、4年ぶりの日本の滞在は約3週間といつもより短めでしたが、今までで一番充実していた気もします。計画していて出来たこと、出来なかったこと(忘れていたこと)などありますが、とても良い時間を過ごすことができました。お世話になった皆様、本当にどうもありがとうございます。写真はミュンヘン空港着陸時のモニタ、そしてミュンヘン空港です。

関空から

今日、関西国際空港からドイツに戻ります。深夜便なので、日中、比較的ゆっくりと準備ができました。空港には早めに着くように行動して、結果、チェックイン開始まで1時間以上ありました(実際はオンラインでチェックインは済ませていたので、開始時間には荷物を預けるだけです)。そういえば関空の手荷物検査では、これまでと同じように PCなどの電子機器は鞄から出してチェックを受けましたが、行きに利用したミュンヘン空港では3D検査になっており、鞄から何も出さなくても良いというものになっていました。これは非常に楽だったので、早く世界的に導入されてほしいものです。出国手続きなどを済ませて、搭乗開始までラウンジで過ごしていました。

撮影

今日は撮影で奈良方面に行きました。お世話になった皆様、本当にありがとうございました。そして今日は私の誕生日です。良い誕生日を過ごすことができました。家族やお世話になった人々に感謝です。

暑さ

日本はやはり暑いです。そして湿度が高いです。ドイツでも同じように気温が高くなりますが、ドイツではそこまで湿度が高くありません。では外に出ている時、同じ暑くてもドイツの方が過ごしやすいかといえばそうでもなくて、湿度で守られていないせいか、日差しが直に肌に当たる感じで痛いです。つまり暑くて痛いです。

ただ屋内に限っていえば、ドイツの一般家庭にはエアコンがないにも関わらず、湿度が高くないので日陰や家の中は比較的涼しく、日本に比べると少しは過ごしやすい気がします。

それでも数年前、ドイツでも40度近くに気温が上がった時、私のノートパソコンのバッテリーが暑さで膨張しました(メーカーに修理に出しました)。それまでも外付け冷却ファンを使用していましたが、それ以降は毎回必ず外付けの冷却ファンを最大で使用するようにしています。しかし今回、日本でエアコンの中でファンをつけて使用しているにも関わらず、バッテリーが膨張し始めました。長時間使うのは危険なので、新たなノートパソコンを注文しました。

暑さと直接関係ないですが、時計も新調しました。これまでドイツと日本の両方で機能する電波時計を使用していましたが、1年ほど前から針のアナログ時計と電子のデジタル時計が2分ほどずれるようになりました。工場出荷時に戻しても修正できません。今回、専門店で見てもらいましたが、簡単には直せないということ。というわけでシンプルなアナログだけの電波時計を購入しました。日本とドイツ、両方で機能するものです。個人的にアナログ感のある時計が好きです。

食べたいもの

今回、日本に一時帰国する前は、4年ぶりの日本なので、あれも食べたいこれも食べたいと少しは考えていましたが、到着すると不思議なことに、何を食べたいというより、今そこにある美味しいもの(美味しそうなもの)、今しか食べられないものといった風に考えが変わりました。食べたいと予め思っていても結局食べていないものもあります。そういえば約3週間でコンビニに入ったのも2度ほどです。

ところで関東に滞在時、東京の大きなお風呂に行きました。そこにはレストランも入っていて食事もできます。夕食をそこで取ろうと考えていました。しかしお風呂や複数の岩盤浴、マッサージの後、レストランに行くと、入り口で選んでいる最中に「本日はもう終わり」と告げられました。その時にあったメニューでカツカレーを選ぼうと思っていました。残念ながらカツカレーを食べられなかったのが心残りでしたが、滋賀で買い物をしている時、お昼に入ったお店に偶然、カツカレーを見つけたので注文しました。というわけで、無事、カツカレーを食べられました。

物価

10年ほど前でしょうか、東京、青山にある、友人おすすめのカフェに、その友人を含め4人で入ったことがあります。超高級カフェといったわけではなく、客層は男女ペアもいれば、女性同士、親子などもいます。入るのに行列もできていました。普通サイズのケーキひとつと飲み物がついたケーキセットを注文しましたが、一人当たりの金額は2000円を超えていました。4人で1万円弱です。そのカフェが高いのか、東京青山だから高いのか分かりませんが、当時、その金額に驚いたことを覚えています。そして今回入った京都のお店でも同じようなセットが2500円から3000円越えとなっています。名店というだけでなく、物価高も影響しているのかもしれません。しかしいずれも味は美味しく、満足いくものでした。

運転免許

今回の一時帰国で必ずしなければならないことの一つが運転免許の更新です。無事更新できました。免許センターはバスの本数が少なく待ち時間も長いので、別のバス路線が通る大きな道まで歩きました。