大晦日

窓ガラス越しに撮った一枚です。今年2020年の大晦日は午前中に雪が降りました。今年はクリスマス感も年末感もあまり感じられなかったのと同じように大晦日感も、明日から2021年という感覚もあまりありません。今年一年がそのような感覚のなかった年と言えます。そのような状況でも今年を振り返ってみると感謝の一年でした。

撮影は予定されていたものの大部分が延期になりましたが、今年の撮影も満足できた撮影でした。お世話になった皆さま、どうもありがとうございます。来年撮影予定の皆さま、宜しくお願いいたします。写真に関しても、幾つかのグループ展(ブダペスト、バルセロナ、ローマ)で展示することができ、充実した一年でした。その際にこれまでに撮影した写真を見なおして、発見や再発見もありました。それらは間違いなく今後の撮影の幅を広げてくれます。また他の人の写真を見て、様々な考え方があるのが分かり、色々と勉強になった一年でした。

今年はそういえばカメラやレンズなどを新たに購入することもなく、売ることもない一年でした。機材面で動きのない一年はここ数年で初めてかもしれません。それだけ今の機材に満足しています。同時に上記に書いた写真などで今の自分の足りない部分、必要な部分が再認識できました。それを意識すると必要な機能を持った機材が不可欠ですが、今年発売された複数の機種はその機能を持っているものの、他の面で納得できず、購入しても、新機種が出れば買い換えるだろうということが購入前から予想されているので、結局購入に至りませんでした。その他に2021年に発表されるだろう機種が予想されているので、そちらの方に期待しているのもあります。やはり機材は愛着を持って使用して、長く使っていきたいと考えています。

今年は外出制限や移動制限もあって、撮影回数や枚数も例年よりかなり少なかったのですが、家にいる時間が長い分、本を何冊も読めました。文庫本や電子書籍など100冊以上読めました。また動画視聴サービスで映画も180作以上観られたのは良かったと言えます。色々とインプットできた一年でした。それらを活かし、2021年は撮影や写真、表現の幅を広げていきたいと考えています。

今年お世話になった皆さま、どうもありがとうございます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。