作品作り

外出制限期間中、新たな作品に関して考えていました。合成のシリーズ、ポートレイトのシリーズなど複数のものです。それらのイメージに近づけるべく撮影も始めていますが、同じ風景でも作品によって撮り方が変わってきます。例えば次の2枚は同じ場所で撮りましたが、上の方は絞って撮影したのに対し、下の方は絞り開放です。写真の四隅や中央右上の空間で違いが分かります。合成のシリーズでは端まである程度しっかり写っている前者が、ポートレイトのシリーズでは主役以外をぼかしている後者が合うと感じていますが、シリーズや他の写真との組み合わせを意識すると、同じ場所で写真を撮っても、そこには様々な撮り方があるのが分かります。それが写真の奥深さ、面白さ、難しさかもしれません。