カールスルーエ

コンスタンツからザールブリュッケンは電車(地域快速)で6時間ほど、2度乗り換えです。途中、カールスルーエで乗り換えするので、そこで降りて街を散策することにしました。何度か訪れたことがありますが、植物園の建物を見たことがなかったので、それを見ることに。スーツケースは駅のコインロッカーに預けました。

2枚目の写真が目的の植物園です。少し散歩をして駅に戻りました。ここからはノイシュタット乗り換えです。ちょうどノイシュタット行きの電車が来ました。乗ろうかと思いましたが、各駅停車です。その後に来る、乗る予定の地域快速がその電車を抜かすことを考えて、その各駅停車には乗りませんでした。電車が出た後、アナウンスがあり、その後のノイシュタット行きの電車は全て運休になりましたと。突然のことです。ホームには多くの人がいます。どうすべきか考えて、とりあえずマンハイムに行くことに。そこまでいけばICE(新幹線)も含め、本数があるのでどうにかなりそうです。結果、その判断が良く、空いてる電車でマンハイムまで行くことが出来、ザールブリュッケンにも無事着きました。チケットは2つ以上の州を自由に移動できるチケットを使っていたので、追加料金は必要ありません(ICEなど新幹線、特急に乗る場合は料金必要)。ザールブリュッケン中央駅からトラムに乗り、家に帰りました。というわけで今回の旅行記はこれで終わりです。日本に行く前にフライジングに寄って、ドイツに戻ってからはスイスのザンクト・ガレン、ドイツのコンスタンツとボーデン湖周辺、カールスルーエを回りました。日本では3週間と例年より短い滞在でしたが、その前後の旅行も併せて、非常に充実した旅ができました。お世話になった皆さま、本当にどうもありがとうございます!

コンスタンツ

コンスタンツの駅はホテルの目の前なので、慌てる必要はありません。コンスタンツからザールブリュッケンまでは2回乗り換えで6時間ほどかかります。3つの電車に乗りますが、いずれも地域快速です。このまま帰るか、それとも途中の駅で降りて少し散策するか考えました。考えながらコンスタンツを後にしました。

コンスタンツ

今日の午前中にコンスタンツを出発します。最終日の朝食は気になっていたカフェで取ることにしました。テラス席に座りましたが、なぜか周りに雀が多くいて、テーブルの上にもいました。少しゆっくりと朝食をとってからホテルに戻り、チェックアウトしました。

コンスタンツ

メールスブルクから船でコンスタンツに戻り、一度ホテルで休憩してから港沿いを散歩しました。その後、その港にあるレストランで食事をしました。いずれも想像したものと少し違ったものが出てきましたが、味は美味しいものでした。明日は出発です。

コンスタンツ

コンスタンツを出発した船は1時間もせずにメールスブルクに到着しました。観光地とあって特に湖沿いはすごい人の数です。旧市街地を歩いて、船から見えていた丘の上にある新旧のお城の古い方、つまり砦に向かいました。調べると現存するものの中ではドイツ最古の砦です。また街中には現存しているもので最も古い宿もありました。思った以上に歴史があり、それが残っている街です。1枚目の写真は昨日、船から見たメールスブルクです。昨日は曇っていました。そういえば砦の中にあるカフェに入った時、隣のテーブルの男性から声をかけられました。聞けば旅行で来られた日本の方ということ。この小さな街で、まさか日本人に会うとは!おそらく相手もそう思ったかもしれません。観光地といってもドイツの外れで、日本人もそれほど多くいないと思われる場所なので、珍しい体験ができました。新旧のお城や教会、街中を歩いて夕方、港に戻ってきました。今朝の時点では、昨日船の上から街が見られたので今日は訪れなくても良いと感じていましたが、実際は訪れて良かった街でした。のどかなところで楽しい気分を味わえました。

コンスタンツ

昨日はインフォメーションの方が言うように、ウールディンゲン=ミュールホーフェンとマイナウ島に行きましたが、お勧めされたもう1箇所のメールスブルクには時間的に行けませんでした。船の上から街を見ただけです。今日、そこに行くか考えました。船から街を見た感じでは、丘の上に新旧のお城があり、小さな街があります。それを見られただけでも十分な気もします。そしてコンスタンツ3日目ですが、街中にある教会はまだ見に行っていません。今日は街中を歩いても良いかもしれません。そこで情報を調べてみると、教会は午前中には開いておらず、開いているのは午後の一定時間だけです。すると午前中は無駄になってしまうので、やはりメールスブルクに行くことにしました。昨日と同じようにインフォメーションで船のチケットを購入しましたが、天気が良いからか、インフォメーションも行列ができています。昨日は雨だったのでほとんど人がいませんでした。そして港の方に行くとこちらもチケットを求める行列ができています。というわけでメールスブルク行きの船に乗りました。快晴です。またボーデン湖の青が綺麗です。

コンスタンツ

コンスタンツ3日目です。朝、早くに目が覚めてホテルの窓から朝焼けを見ました。

ところで今回、ホテルを予約した時点では朝食はつけていませんでしたが、フロントで言えば朝食をつけることも可能です。どうやら時間制になっているようでしたが、希望の時間が取れました。今回、朝食をつけなかったのは、先日も書きましたが、前日の移動等で疲れていると朝食を抜きか軽めでも問題ないということがあります。しかし、それだけではなく、このホテルは朝食の料金が高いというのもありました。どこかでお昼を食べるのと同じくらいの料金です。しかしせっかくのなので一度はそのホテルの朝食を食べようと考えていました。そして朝食の部屋へ行くと、非常に驚きました。その空間も豪華ですが、食べ物の種類もかなりあります。またその場で調理しているのが見えています。この種類の多さやサービスを考えると、料金は決して高くないと感じられるようになりました。いずれも美味しいものでした。

コンスタンツ

午後8時を過ぎてコンスタンツに戻ってきました。一度ホテルに戻って、午後9時頃に夕食が取れる場所を探そうとしました。しかし歩き疲れていたこともあって、それほど食欲もありません。それでも街の方に歩いていくと、人が集まって生演奏をしているのが聞こえてきました。どうやら地元のイベントのようです。そこに行くとすごい人の数です。ここでジャガイモや豆を使った地元料理を注文しました。少し軽めの夕食です。それを食べて少し回ってホテルに戻りました。

コンスタンツ

ボーデン湖で船に乗って、ウールディンゲン=ミュールホーフェンを後にしました。マイナウ島は対岸に見えており、あっという間に着きました。この島は「花の楽園」「花の島」と呼ばれ、最初にこの地を花で一杯にしたベルドナッテ伯爵家によって今も管理されているということ。確かに花はいっぱい咲いていましたが、ちょうど見頃を過ぎていたりして、感覚的には花より観光客が多い印象でした。

島で観光客が回れる箇所はそれほど広くなく、ツーリストインフォメーションの方が言うように3時間で回れそうでした。しかし歩き疲れることを考慮しなければなりません。というわけで宮殿内にあるカフェに行きました。外から見ると人で一杯です。中に入ると偶然、席が空いたので、そのテーブルに着きました。カプチーノとケーキをいただきます。

そこで休憩したこともあって、時間は午後6時を回っていました。どうやら午後6時を過ぎると島は無料で開放されるのか、ゲートが開いていました。しかしその後は船がありません。バスしか戻る方法がないようです。つまり午後6時半頃の船が最終です。その船に乗りましたが、時間がないのでインフォメーションの方が言うメールスブルクには寄れませんでした。船はそこに立ち寄って、コンスタンツに戻ります。というわけで船からメールスブルクの街を見ました。少し高い丘の上に新旧のお城が見えます。

そのままコンスタンツに戻りました。遠くにメールスブルクの街が見えます。