お葬式

ドイツで初めてお葬式に参列しました。まず午前中にコロナ感染症のテストを受けました。予約していたので、テストそのものはすぐに終わり、結果はメールでお知らせされてきました(問題なし)。まだ花屋が開いていない時間だったので、一度家に帰って暫くしてから花屋へ。どういった花が良いのか分からなかいので、予めネットで調べていましたが、お店の方にも聞いてみました。墓穴に投げる用の一輪の花か、お墓の周辺に置く花束か。結果、花束の方を選びました。亡くなった方は男性か女性か、それによっても花が違うようです。予算を伝えて、それに合わせて花束を作っていただきました。

お昼ごろ、車で乗せて行ってもらい墓地へ。こういった状況下なので参列者はそれほど多くありませんが、思った以上に人が来ているという印象です。故人の人柄でしょうか。骨壺を前に置いて、式が始まりました。挨拶や演奏、詩、歌などがあり、何か淡々と進んでいきました。正直なところ、何も実感がわきません。故人との面会や写真があるわけでもなく、言葉だけで進んでいくからでしょうか。ところで式の最中、私はマスクをしたままでした。故人へ手を合わせて挨拶のときもマスクをしたままです。マスクをしていることに慣れてしまって、マスクをしていること自体を忘れていました。

それにしても気温27度は暑かったです。黒の上下に黒のネクタイ。マスク。家に帰って鏡を見たときに日焼けしていることに気が付きました。服装はネットで読むと、黒だけでなく濃い色のジーンズなどラフな格好の人もいるとありましたが、果たしてその通りでした。色々お世話になった皆様、ありがとうございました。