写真の選別

丸一日、人物の写真を撮影する時は撮影枚数が千枚を超えることはよくあります。その場でカメラモニタで確認しながら撮っているので、どのような写真が撮れているかはある程度分かります。また部屋での撮影で時間があるならば、PCのモニタでその人と一緒に見て、選んでいくこともあります。しかし大抵の場合は一人で選んでいきます。その場合、まずPCにデータをコピーして、Adobe Photoshop Lightroom でカタログを作ります。そして一枚一枚確認していきますが、その際に「選ぶ」「選べるかも」「選ばないではない」といった風にレートを付けて選んでいきます。写真を早く送る必要がある場合は、「選ぶ」の中から色分けしていき優先順位を付けます。大抵の場合は「選ぶ」「選べるかも」を現像して、最終的にその中から写真を選びます。つまり「選ばないではない」やその他の選ばれていない写真はほとんど目にすることがありません。昨年より時間があるときに、そういった選ばれていない写真を見ています。中には今見ると「選ぶ」に入る写真もあります。撮影時には用途に合わなかったので選ばれませんでしたが、そういった意識無しで見ると良い写真もあります。新しい発見があって楽しい作業です。