横断歩道橋

ザールブリュッケンの街中心部に近い場所です。坂道など高低差のある道路への移動で、歩行者は階段で登り、自転車は写真のように階段にあるスロープを使用して登ります。日本の横断歩道橋のようです。この光景を見て、そういえばドイツの街中で、道路の向こう側に行くために設置された横断歩道橋を見たことがないと気づきました。もしかするとドイツの大都市にはあるのかもしれません。しかし私が知る限り、街中では日本でも見られるような横断歩道か、地下道が一般的です。なぜドイツでは横断歩道橋が一般的でないのかは分かりません。設置するスペースの問題か、景観の問題か色々と考えてみるのも面白いかもしれません。単純に車社会のことだけを意識するのではなく、文化的なことも意識すると違った見方もできそうです。