写真の世界

規制が緩和されてきたのに合わせて撮影の予定も入ってきていますが、いずれも急ぎではないので、実際は状況を見て具体的なことを決めるといった状態です。先日も書きましたが外出制限中から思いついたアイデアをメモして、まとめています。そのアイデアはこれまで撮っていたものとは違ったものが多く、色々と挑戦していきたいと思っています。写真の世界、写真で出来る表現、それらは非常に大きく深い世界で、そこには無限の可能性があると改めて感じています。

オリンパス

オリンパスのデジタルカメラ事業の分社化、譲渡が発表されました。オリンパスという会社はそのままなので、カメラ事業の方はいずれオリンパスという名前ではなく別の名前になると思われます。ズイコー、もしかするとタカチホといった感じでしょうか。私はこれまでコンパクトカメラを含めて18機種オリンパスのカメラを使ってきましたが、やはり寂しさがあります。パナソニックはLマウントアライアンスの方が今後は中心になっていきそうですし、マイクロフォーザーズも今後どのようになっていくか、そちらも気になるところです。

 

感覚的

葉っぱに開いた穴が面白く感じられて撮った一枚です。屋内でも外でも感覚的にカメラを向けるものがあります。カメラを持って歩いているときに、これを撮ろう!という強い意識があるわけではなく、ほとんど無意識的に、お!パシャっといった感じです。ストリートの撮影でもそうですが、見つけた瞬間と同時に構図も大体決まって、そのまま撮ることが多いです。そして一枚撮った後に、考えて2枚目3枚目と撮ることも少なくないです。しかし見返したときに最も良いと感じるのは最初に撮った一枚であることが多く、あとの2枚目3枚目はその予備といった風になっています。

しかし考えてみればそれは何枚でも撮れるというデジタルならではの撮り方かもしれません。フィルムのように一度に撮れる枚数が決まっているときは、お!パシャという前に、これは撮らなくても良いかもといった意識が働きます。そう思うとデジタルの方が柔軟性があり、より感覚的だと言えます。最近は外に出ることも少なくなって、その感覚的に撮るということがあまり出来ていません。見知らぬ街に行けば自ずと撮ることが多くなりますが、その感覚を楽しむためにも何処かに写真を撮りに行きたい今日この頃です。

作品作り

今日はほぼ一日中、作品に関して考えていました。撮りたいものがあり、イメージはあるものの細かい具体的な点が詰めていけません。思いついたことをメモしていき、まとめています。これまではある程度の全体のイメージがあれば撮りながら詰めていくことの方が多かったのですが、撮り方や向き合い方が違えば作品も変わると感じられたので、少し意識を変えてみることにしました。どのように広げていけるか、深くいけるか難しいですが自分でも楽しみです。

いつも通っているザール川沿いの道ですが、今年は外出制限があり、ほとんど歩いていません。久しぶりに歩いてみると、ここ数年の記憶の中では最も緑が多いです。良く育っています。昨年は枯れたように葉がない木もありましたが、今年はいずれも緑が多いです。外出制限で例えば剪定されていないのか、それとも犬の散歩などが減っているのか分かりませんが、いつも以上にトンネルになっている感があって、このまま維持してほしいところです。

今後の課題

5月4日に外出制限が撤廃されてから色々と規制緩和されてきています。街中に出るとレストランやカフェもテーブルの距離を空けて営業しているのが分かります。ところで今日スーパーに行くとこれまでと同じように入場制限などを担当していると思われる人が入り口に立っていましたが、これまではその人が消毒も行っていました。以前は両手とカートの消毒で、今月からは両手のみになり、それが今日は人ではなく、各自が足で踏んで液体を出すポンプのようなものになり絶対ではなく任意になりました。見ていると半数以上、8割ほどの人は消毒せずに入っていきます。店内のマスク着用はまだ義務付けされたままです。

そういえばザールラント州立劇場の2019/20年シーズンは春には全公演延期や中止になりシーズンが終了しましたが、6月から幾つかの公演が始められるようになりました。といっても合唱やオーケストラはなく、歌手によるものや演劇、バレエです。しかも各公演は90分まで、休憩なしで、最大50席までとなっています。今後の状況でまた変化して行く可能性もありますが、これからはいかにウイルスと共存していくか、それが課題になっていると改めて感じられました。

今日も近所や建物内での工事の音が響いていました。建物内の方は床板を削っているということ。昨日は突然の土砂降りがありましたが、今日は穏やかな晴れで、その天候のせいか工事の音はそれほど気にならないものでした。心の持ちようによって感じ方も変わるのかもしれません。

今朝は工事の音で目が覚めました。隣の建物だけでなく、向かいの家でも何かしら工事の音がしています。そしてお昼ごろからは私たちが住む建物内でも始まりました。特に大きな音は金属を削る音です。その後は壁に穴を空けているような音や振動が夕方まで続いていました。そしてその夕方少し前には突然の土砂降りです。雷が鳴り、雹も降っています。ここ最近では最も強い雨かもしれません。雨や雹が窓ガラスをたたく音が怖いです。写真は窓ガラス越しに撮りました。夜まで雨が続きましたが、今日は普段は耳にしない様々な音を耳にした一日でした。

 

Velvia

フィルムシミュレーションVelviaで。派手さの中にも落ち着きがあって花を撮るときにはよく選んでいます。しかし風景によっては、ホワイトバランスで調整しても違和感があるので、全ての写真に使えるわけではありません。といっても見方を変えれば、それはそれで趣はあるかもしれません。