フィルム

聖霊降臨祭の月曜日で祝日です。iPadの明るさを調整している時に、最も明るくしてそれを背景にして、iPhoneでネガフィルムを撮影すれば、スキャンができるかと、ふと思いつきました。結論から書けばiPadのモニタの格子模様の線が入るので使えませんが、遊びとしては楽しめるかもしれません。やはりスキャナーでスキャンした方が良いです。

フィルムは適当に選びました。しかし撮影して無料のアプリで調整するだけなので、5分もかからずこれが出来るのは良いかもしれません。ところで一番自分で驚いたのが、この写真を見た時に、あ、これはルクセンブルクで雨の日の夕方に撮影したものだと直ぐに思い出したことです。写真には撮影者の記憶も一緒に写っているとも言えます。これは一枚一枚丁寧に撮るフィルムカメラならではでしょうか。デジカメだと何枚も撮っているので、一瞬で思い出せたかどうかも分かりません。いずれにしても思いついたことを試すのは楽しい時間です。

 

 

カメラ

お気に入りのカメラです。近所の散歩やドライブ、小旅行などでは、これだけで十分かもしれません。この角度から見るカメラ、なかなか格好いいです。

カメラ

年に何度かフィルムカメラだけで写真を撮りたいと強く感じる時があります。ただフィルム代や現像代等を考慮すると、そこまで何枚も撮ることが出来ません。のんびりペースで撮っています。オリンパスOMはZUIKO 100mm F2.0をはじめ交換レンズを10本以上持っていましたが、時々デジタルで使用することはあっても本来のフィルムカメラで使うことは数回だけだったので、結局50mm F1.4の一本だけ残し、あとは売却しました。ZUIKO 100mm F2.0だけは持っていても良いかもと思いましたが、写りが非常に現代的で個性がないように感じられたので、結局売却しました。しかし見方を変えれば、それだけ当時からオリンパスのレンズ製造技術が素晴らしいということ。今でも通用する写りということは素晴らしいことです。個人的には、最近は柔らかく写るレンズを好んでいることもあって、かっちり写るレンズを使用する回数も減っています。それも売却した理由の一つかもしれません。また撮りたいものが替わるなど変化があれば、そのレンズで撮りたくなるかもしれません。写真のカメラは一眼レフとレンジファインダーです。

NDフィルター

最高気温17度で過ごしやすい一日でした。昨日届いたNDフィルターを着けて夕方、近所を歩いてみました。絞り開放でも絞ってもよく撮れているという印象です。ただAF精度が少し落ちている気もするので、撮影時にもう少し気を付けなければなりません。

NDフィルター

先日に続いて、再度NDフィルターを2つ注文、購入しました。今回は可変ではなく、ナンバー固定のものですが、普段使用している日本のメーカーのものが出ていたのを見つけたので注文しました。

早速部屋で試してみましたが、期待通りの写りで非常に満足しています。今日は時々雨で曇っているので晴れの日に外で試してみたいと思います。写真は上の写真の包み紙です。

NDフィルター

先日、可変NDフィルターを購入して使用しましたが、思ったよりは使えるという印象だったので、別の口径のものを2つ注文しました。大口径のものと小さな口径のものです。前回のものはレンズキャップが閉まらなくなりましたが、フィルターをよく見るとキャップを付けるための溝がほとんどありません。なので、溝があるものを探しました。すると前回購入したものより、さらに安く、しかし評価は良く、溝ありというものが見つかったので注文しました。それが届いたのでテストしました。

午前10時頃、いつもと同じように撮っていますが、テストのため全て絞り開放です。小さな口径用のフィルターを使った写真です。このフィルターも前回同様回転が止まらないタイプで、同じくND2-400ですが、1枚目の写真はND400にすると変わった模様のようになり、一般的には使えません。これはこれでポートレイトで使用すると面白さがあるかもしれませんが、いずれにしてもここまで使用することはないので問題ないとも言えます。また逆光で撮れば光の明るさがあってここまでの黒い線は出ないようです。結論としては、以下の写真のように効果がそれなりに出るので悪くはないですが、今回載せていない大口径のレンズの場合は画質の低下が見られたので、そちらでは言ってみれば非常用といった印象です。今回は絞り開放だけでしたが、絞ってみるとまた印象が変わる可能性もあります。そういえば、キャップですが、溝があっても引っかかるだけで閉まらなかったので、溝の有無は関係ないかもしれません。

NDフィルター

昨日届いた可変NDフィルターND2-400を夕方、外で試してみました。テストのため全て絞り開放で、ISO固定、露出も変更なし、単純に最小ND2、最大ND400での比較です。昨日も書いたように最小最大で止まらずどこまでも回転するので、ファインダーを覗きながら変更するのは難しく、数字確認のために顔をずらしているので少し構図が違っています。縮小のみです。結論から書けば、効果は非常にありますが、最大のND400にすると右上、左下にケラレが発生しています。フィルターの厚みが出ているためだと思われます。そのため保護フィルターを外そうとしましたが、硬くてなかなか外れません。割れたり傷つくのも困るので外すのは諦めました。最大にしなければケラレは出ません。また太陽の方に向けるとゴーストが出ているのか、もしかすると内面反射しているようにも見えます。これは角度を変えて撮れば問題なさそうです。次の6枚の写真、それぞれ最小と最大です。効果があるのが分かります。

その他の写真、これらも絞り開放です。最大にした時のケラレも上手く使えば面白いかもしれませんが、解像度が随分落ちています。いずれにしても表現の幅も広がるのは間違いなく、良い買い物が出来ました。

NDフィルター

普段使用しているマニュアルフォーカスのレンズ用にNDフィルターを一つ購入しました。最近、カメラの設定を高感度中心にしているので、撮影する時、場合によってはシャッター速度が上限まで達しています。その場合、絞ってシャッター速度を調整しますが、レンズの絞り開放の面白さがありません。

オンラインショップで購入しましたが、NDフィルターそのものが日本に比べるとドイツでは一般的に手に入りにくい気がします。大きな都市の大きなカメラ専門店に行けば状況が違う可能性がありますが、ザールブリュッケンでは難しそうです。日本の場合は大型量販店で様々な口径の様々なナンバーのNDフィルターが売られています。個人的にいつもND8かND16を購入していますが、ドイツでは販売しているメーカー数も限られているだけでなく、オンラインショップであってもピンポイントでその口径のそのナンバーを選ぶとなると選択肢がかなり少なくなり、あってもドイツのメーカーで高価です。保護フィルターはドイツのそのメーカーのものを使用しているので統一したい気もありますが、単純に日本のものの3,4倍の価格になっている気がします。

最近よく目にするのは中国のメーカーの可変NDフィルターです。値段は非常に手頃で、評価も悪くありません。というわけで他に選択肢もないのでND2-400のフィルターを購入しました。今日届きましたが、箱も綺麗に包装されています。しかし箱に口径やナンバー表記がなくシールが貼られているだけです。中のケースはしっかりとしており思った以上に丁寧に扱われているのが感じられました。ただケースがフィルターに対して大きいので、中で動きそうです。他のメーカーの小さめのケースに入れ替えようとしましたが、可変フィルターで分厚さがあって閉まりません。

早速、部屋でテストしましたが効果も思った以上にあって良さそうです。あえて不満点を上げれば、可変する箇所が止まらず、ファインダーを覗きながら回していると何周もします。Max(最大)、Min(最小)の文字があるだけで撮影前に最小の位置に合わせておいて、シャッター速度を見ながら回転させていく感じになります。せめて最小最大が止まってくれると使いやすいのですが。また可変フィルター部分が少しだけ大きく、おそらく1mmほどですが、また溝もないのでレンズキャップが閉まりません。載るだけになります。NDフィルターは普段は外しておいて使う時に着けなければなりません。個人的には着けっぱなしで使用したいところです。

最小と最大を目で確認して回してテストしました。次の2枚を見ると効果がかなりあるのが感じられます。絞りや感度、ピント位置は同じでシャッター速度だけが違っています。手持ちなので少し構図が違いますが、最小で撮ったときは1/32000秒、最大は1/40秒です。大きな差があります。可変が止まらない、キャップが閉まらないという不満点はありますが、価格や効果を考えると問題ありません。可変NDフィルターで表現の幅も広がりそうです。まるで新たなレンズを購入したのと同じような感覚があります。いずれにせよ満足しています。

SDカード

毎年夏頃にハードディスクを1台追加していますが、昨年は撮影回数も撮影枚数も例年より少なかったので一台も購入しませんでした。約半年遅れで6TBのものを購入しました。そして128GBのSDカードを2枚購入しました。これまでは64GBを使用していましたが、倍になるので撮影中のカード交換も減るかもしれません。今のカメラシステムや動画を撮らないことを考えると、これで十分と言えます。

ファームウェアアップデート

10月15日に富士フイルムがお知らせしていたように、昨日、カメラX-T3のファームウェアVer.4.00が公開されました。AF性能がX-T4と同等になるアップデートです。フィルムシミュレーションも同等になると一部の噂もありましたが、そちらは今回はありませんでした。しかしいずれにしてもカメラ性能面ではX-T3とX-T4がほぼ同じになったのはユーザーとしては非常に嬉しいことです。X-T3のチルト液晶、手振れ補正なしに対し、X-T4のバリアングル液晶、手振れ補正あり。フィルムシミュレーションの差もあります。どちらも良いカメラでこの2機種で迷う人は多そうです。いずれにせよ、アップデートは無事出来たので撮影が楽しみです。